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2019/02/21
シネマ&ドラマ vol.1 「 ティマイ~希望のベトナム」
北海道にマイナス30℃の寒気が降り立つという、
いつになく厳しい寒さを感じるこの冬…
心温まる映画のオハナシです。
スペイン映画「ティマイ~希望のベトナム」
ひとり娘が急逝し悲しみに暮れる主人公カルメンが、
亡き娘が養子縁組をするはずだったベトナムの孤児 ティマイ を迎えに行く ♪ なかよし3人組 ♪ のドタバタ珍道中!
コメディでありながら、人生において大切なものは何かが散りばめられている作品。
娘が亡くなり法律的に認められなくなった養子縁組を認めてもらうために、
ベトナムの街や田園を奔走する3人組。
養子縁組に携わる実直なベトナム人男性ダン、
結婚を約束したパートナーを追いかけてベトナムにやってきたゲイのスペイン人青年アンドレス。
ふたりに助けられながらティマイを連れてスペインへ帰ることを叶える。
この映画から日本人とスペイン人の養子縁組に対する意識の違いを感じた。
カルメンの娘マリアは独身女性で養子を迎える準備を進めていた。
日本人の多くが、夫婦として同じ肌の色同じ眼の色のこどもを養子に迎えることを望む傾向がある。
社会の偏見からこどもを守る意味での選択となっていると思われる。
日本社会の窮屈さ、辛辣さを思い知らされる。
ベトナムで自らも養子として育ったダンは、慈愛に満ちた養父のもとで大人になった。
ゲイのアンドレスは、一途で純真無垢な心の持ち主。
ふたりがあたりまえの存在として描かれているところにスペイン社会の懐の深さを感じる。
何よりおばさま3人組の凄まじい前向きさに元気をもらえる!
そして、人と人とを繋ぐものはあらゆるところにあると...
ちなみに、ティマイはスペイン語で「明日」
温かな涙が零れる映画です。
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